

10月 堆肥撒き
収穫が終わると、さっそく来年の収穫の準備です。 モモの畑に、堆肥や肥料を撒きます。 堆肥や肥料を撒いた後、畑を耕し もう 秋冬の間に、 木に栄養を貯めておきます。


11月 植替え
残念ですが、モモの木にも寿命があります。 古くなったモモの木を掘り出し、また 若い木を植えます。


12,1,2月 剪定
モモの木をそのままにしておくと、どんどん枝が伸びていい実が付きません。 栄養が無駄なく モモの実に集まるように、枝を切ります。


3月 開花、摘花
花が咲きました。 花が咲くと、とてもキレイです。 が、 花を全て実にすると、実が大きくなりません。 実を大きくするために、花を減らします。


4月 蕾集め、受粉
蕾を集めます。 その蕾を機械にかけて、葯だけを取り出します。 取った葯を温めて開かせ、花粉を取ります。 花粉の多い品種から花粉を取り、花粉の少ない品種に受粉します。 そして、実が付きます。


4月 摘花
受粉された花は、雌しべの基の子房が肥大します。 肥大して、小さなモモの実になります。 その小さなモモの実も、全て大きくはしません。 何割かは、落とします。


6月 摘果
モモの実が もう少し大きくなったら、再び摘果します。 モモの木の様子や お天気等も考慮し、摘果の割合を決めます。 品種によっては、5回ほど摘果します。


7月 袋掛け、反射マルチ
実が大きくなったら、一つ一つ袋をかけます。 袋をかけると、緑色だったモモの実が白くなります。 そして袋をはずすと、白いモモの実が出てきます。 その白いモモの実に良く日が当たるように、畑に反射マルチを ひきます。


7,8月 収穫
モモの実全体が熟し赤く色付いたら、 とうとう収穫です。 一本の木になっている実でも、その熟し具合は まちまちです。 一つ一つの桃の実を見て 熟し具合を確認し、完熟収穫したモモだけを収穫します。 完熟したモモは 柔らかいので、傷つけないように大切に収穫していきます。


7,8月 出荷
完熟収穫したモモは、デリケートです。 傷まないように一つ一つネットに入れて、急いで宅急便で お客様の元へ お届けします。